8月11日のアフィリエイトセミナーに参加された主藤孝司さんは、自ら、起業家向けのセミナー始め、いろいろな事業をやられている。数年前、NTTのISDNの販売で、代理店として日本一になられた方で、その経験を元に、若い起業家の人達を育てておられる。

私のセミナーに参加されたご縁で、主藤さんの主宰する起業家大学のCDゼミナールの一部に、アフィリエイトプログラムの概要を、主藤さんとの対談という形で話させて頂いた。

国際貿易を30年間やっていて、それも、定年後、何で、アフィリエイトプログラムに首を突っ込むようになったのか、といった、バックグラウンドもお話しした。

対談は、飯田橋のレインボービルで行われた。前後1時間半ばかりであったが、楽しく、お話しをさせて頂いた。その後、ランチにおよばれしたが、近くのアグネスホテルというところに、連れて行って頂いた。ランチとはいえ、久しぶりのフランス料理であった。従業員の対応もきちんとしており、聞くところによると、隠れや的な高級ホテルで、芸能人などが利用しているという。確かに、こんな所に、こんなホテルが、と思わせるようなホテルである。

秘書室長の小笠原さんや、録音を担当された若いミュージシャンの方、4名でテーブルを囲んだが、アフィリエイトプログラムの話題などで盛り上がった。皆さん、アマゾンなどのアフィリエイトプログラムなどに入っておられる。このプログラムも底辺がかなり広がっているのが感じ取れた。

食事が終わり、失礼することになったが、主藤さんの心遣いで、小笠原さんが、私のかばんを持ち、飯田橋駅まで、送って来られた。駅まで5〜6分の距離にある。

こうして、CDの録音採りは終わったわけであるが、何となく、心温まる半日であった。自分自身、若い頃、ブリュッセルを基点に10数年間ヨーロッパでビジネスをしてきているので、ヨーロッパ人種のあらゆる種類の応対を経験してきているが、久しぶりで、そのような雰囲気にひたる事が出来た。

なぜ、このようなことを書くかというと、別に、ご馳走になったからではない。主藤さんの年の若さである。34才と承知しているが、私より半分以下の年齢である。多くのこの年代の若い人達を見てきているが、若くしてビジネスを立ち上げただけあって、それだけの哲学をお持ちのようである。

IT業界の人達は総じて年齢が若い。いま、話題のライブドアの社長は31才とかである。私が興味を持つのは、金銭的には一時期、成功したかも知れないが、その人間的な中身はどうか、ということである。裏ばかりしか見ないような、それが、自分は人を見る目があると、勘違いしている若い人達。一時の成功で、舞い上がってしまっている若い人達を見てきているが、このような人達は、これからの長い人生、恐らく行き詰まりで、もがき苦しむ時期を経験するに違いない。

主藤さんは、今の事業を肥やしに、これから先の人生計画を立てているようであるが、是非、軌道に乗せられることを願うものである。

最近、20代、30代の若い人達との考えの落差に、驚愕し、少し、がっかりしていたところだったので、一筆した次第である。