CIMG0276ここ数年の間に、自分の周りで、自分よりはるかに年下の人たちの死に何回か立ち会いました。近くは実妹。私より8才下ですが、死んだときには、60代の半ばを越えたばかり。最近の女性の寿命からいえば、これからの人生。

彼女の場合、身内の中でも一番の元気印で、自分でそれなりの事業をやっており、叩かれても死なないような威勢のよさ。そこそこの美人でもあったので、今だから言えますが、若い時に離婚したこともあり、その後は恋多き人生を送ってきました。

60才を超えてから同年輩の男性と結婚し、ロンドンを中心に英国に新婚旅行に行きました。帰国したその日に、気分が悪いというので病院に行き、精密検査を受けたところ、第四期いわゆる末期がんであることが分かりました。
あらゆる治療を尽くし、一時は希望の兆しも見えました。2年近く入退院を繰り返していましたが、結局、寿命を延ばすことはできませんでした。彼女の設計で、新居を建てたのですが、その家に殆んど住むこともありませんでした。

彼女の場合、元気印であるがゆえに、病院に行ったこともなく、健康診断を受けることも無かったのが、仇になりました。

彼女の夫も後を追うように・・・
所が話はこれで終わりません。彼女の夫は、定年退職し趣味に生きていたのですが、彼女が入院したのが縁で、彼も何十年ぶりでメディカルチェックを受けました。あろうことか、肺がんが発見され、彼女の死後、わずか一年で後を追うことになりました。まだ、60代でした。

更に、私の妻の甥は歯科医師でしたが、ある大学で教鞭をとっていました。彼もガンで倒れ、医者の不養生を絵に描いたように逝き、僅か56才でした。

以上の人々は、私がよく知る人々で、いずれも体も頑強、過去の人生、病気に殆んど縁のない人たちでした。悔やまれるのは、元気さが仇で、メディカルチェックを受けたことがないということでした。

毎月病院通いの私がいまだに生き延びている・・
自分のことになりますが、11年ばかり前、60代の後半の時に心筋梗塞で倒れ、三途の川からかろうじて生き返ったのですが、薬による事後治療を続けており、そのために、毎月の病院通いです。

年に数回、精密検査も行います。この過程で、食道がんが発見され、初期の段階で内視鏡の手術で除去し、今のところ、不便はありません。(私の入院の経緯についてはこちらをご覧ください

私の場合、大病の後と言うことでメディカルチェックを毎月受けているようなかたちですので、やがて傘寿を迎えると言うのに、こうして毎日、雑文を書く元気さを持ち合わせています。

何でもよいから、機会を見つけてメディカルチェックを受けて下さい。
年を取ると市町村から無料の健康診断の案内がきますが、現役の間は会社の健康診断がある方はぜひ、受けるようにして下さい。

また、少しでも余裕のある方は、がん診断など、目的をはっきりさせたメディカルチェックを受けるようにしてください。その時間とお金は、あなたの人生を何十年も延ばすことにつながるのですから。

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