今年発売された政治関連の本の中で、最大の話題になっている本です。
一時、アマゾンのサイトで品切れになったようです。読まれた多くの方々の論評、読後感をまず列記します。ご存じない方のために、下記の池澤夏樹さんの書評をお読みください。概要を現しています。


若い論客が卓見を述べている。『永続敗戦論』(太田出版)で白井聡は、日本人は「敗戦」をなかったことにして「終戦」だけで歴史を作ってきたと言う。強いアメリカにはひたすら服従、弱い中国と韓国・北朝鮮に対しては強気で押し切る。その姿勢を経済力が支えてきた。彼が言う「永続敗戦」は戦後の歴史をうまく説明している。」 池澤夏樹(作家)

書名以上に、本書の内容は刺激的である。読んだあと、顔面に強烈なパンチを見舞われ、あっけなくマットに仰向けに倒れこむ心境になった。こんな読後感は初めてだ。」水野和夫(日本大学教授・経済学)

「戦後の繁栄と平和を誇り、まるで敗戦などなかったようにアジア諸国に対して排外的ナショナリズムを主張する日本。その背後に米国の圧倒的な軍事力があることを私たちは知っている。そこをふまえて白井は書いている。」  長薗安浩(作家。元「就職ジャーナル」「ダ・ヴィンチ」編集長)

 
8月15日は、戦争が「終わった日」であって、「負けた日」であるという現実と歴史から目をそらし、物語を語りつないできたところに、排外ナショナリズムが幅をきかせる現在の日本があるということです。そして、このことは、原発問題にも、領土問題にも、嫌中、嫌韓問題にも尾を引いているというのです。

右の方にも、左の方にも読んで頂いて、今後の日本を考えるうえでぜひとも、参考にしていただきたい本です。