2010年10月

2-2. メルリ・ストリープ主演−「西洋医学と栄養療法」

約2000年前、古代ギリシャにヒポクラテスという医者がいました。医学の祖、医学の父と云われる人です。医学に従事する者の心得として ”First do not harm” (まず、害を与えるな) と説いたことで有名です。

この文句を、そのまま題名にしたアメリカ映画があります。メリル・ストリープ(アカデミー賞2回受賞。マジソン群merileの橋の主演女優)主演、制作の日本語版「誤診」という映画です。

あらすじは次の通りです。  
メルリ・ストリープ扮する母親の、4才になる息子が突然発作を起こし、入院した病院でてんかんではないかとの診断を受けます。そこで薬物中心の治療を受けますがその副作用などが起こり、一向によくなりません。そこで医師が原因を探るため手術をやろうと、両親に同意をもとめますが、後遺症の恐れがあるとして、メリル・ストリープ扮する母親は悩みます。

母親は知人に、手術しなくても治す方法があるという話を聞きます。しかし、詳細が分からないので、その知人の薦めで図書館で調べたところ、断食と食事などの栄養療法で治る方法のあることを知りました。母親は病院に転院を申し出るのですが病院は認めません。

そこで、母親は病院から息子を連れだし、ジョン・ホプキンス大学のフォアマン博士の指導で3ヶ月後に息子の病気を治すことができる、というものです。
 これは実話です。

メルリ・ストリープが感動し多くの人に知らせたくて、自主制作したそうです。  なぜ、治ったのかは詳しく述べるスペースがありませんが、この療法を唱える人たちの考え方を知ればお分かりになると思います。

それは「さまざまな病的な症状の背景には汚染物質や栄養欠乏による代謝異常*がある。その問題を解決しなければ病気を根本的に治すことはできない」というものです。 

身体に異常を来したときには、代謝**のための栄養素を必要とするのです。このようなときに、薬の投与を続けると、ミネラルやビタミンが消耗し、慢性的な代謝異常になるというのです。

こうした症状は栄養素が足りないからで、それに対応する栄養補給が必要であるとしています。  このような主張に対し、栄養療法は科学的でなく、事例報告だけに過ぎないという西洋医学を基本とする医師側の反論があります。

現在の医療の多くは薬物療法と手術にもとづいています。これらはもちろん必要なことです。しかし、「1年間の車の事故より、薬の副作用で死ぬ人の方が多い。それも、医者に指示された薬の場合である」(マイケル・ジャンソン「ビタミン革命」より)という報告もあるのです。  

栄養療法に用いられる、多くの栄養サプリメントは有害物質は殆ど含んでいません。また、潜在的な毒性をもっているものはほんの少しに過ぎません。

たとえばビタミンCはどんなにとってもあなたが飲んでいる水より安全だろう、と上記「ビタミン革命」のジャンソン氏はいっています。 

てんかんに限らず、アレルギー、ガン、心臓病など、現代医療の多くの現場で使われている治療薬は、患者を治すよりもその副作用の害の方が多いといわれています。

栄養療法の必要性を説いている人たちは、くすりに頼らない、患者の身体に安全な医学の研究が必要だと言い続けています。  1996年のニューズウイーク誌に「西洋医学は21世紀に生き残れるか−薬を使わないもう一つの医学」という特集が組まれました。

栄養療法に基本をおき、病気にならない工夫をするのです。既に西欧ではこのような考え方をしている人たちが非常に多くなっています。  

*代謝異常:体内で物質が合成されたり分解されたりする化学的な反応過程が異常をきたすこと。

**代謝:体内の機能を正常に働かせる機能

2-1. 2万7千人を殺した森鴎外

森鴎外は明治の文豪として知られていますが、本来は東大医科出身のお医者さんで軍人です。この文豪に登mori場して頂いて、栄養の話をしてみたいと思います。  

明治時代、軍隊でかっけがはやり多くの人たちが死にました。このとき、ドイツに留学し*、西洋医学を学んだ森鴎外は、かっけの原因は細菌だと考え、その研究に没頭しました。

海軍の軍医で高木兼寛**はイギリスに留学し、実用的な医学−いまでいう衛生学を学んでいたのですが、かっけの原因を、そのころ軍隊で出されていた白米にあると考ました。

そこで白米に不足している栄養を補うため麦飯をだしました。  森鴎外は麦飯なんかでかっけが治るかとせせら笑ったそうですが、後に、日露戦争が始まり、鴎外の属する陸軍はかっけにより2万7千人の死者をだしました。

takagi高木の海軍では麦飯のおかげで3人だったそうです。(山田豊文著「ビタミン・ミネラル革命」)  後、軍隊では最高命令で麦飯を出すようになりました。

かっけの原因は玄米に含まれる糖の部分のB1の不足だと科学的に解明されたのは、昭和になってからのことです。  ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるために必要な栄養素です。B1が不足するとかっけの症状が現れます。いまは誰でも知っていますが、脚気を治すには、玄米や麦などを食べれば治ります。これらにはB1が含まれているからです。  

この鴎外の話は、栄養の話、ビタミンの話をするときには良いたとえ話になりますので、森鴎外に悪者になってもらわねばなりません。

いまでしたら、わざわざ麦飯を食べなくても、手軽なビタミン剤−サプリメントがいくらでもありますから、かっけという病気も最近はあまり聞かなくなりました。  

森鴎外の時代に、もしサプリメントがあったとしたら彼はかっけを直すために使ったでしょうか?  使わなかっただろうというのが今の人たちの見方です。
 栄養素によって人の身体を平常に戻すと云うことなど、西洋医学に凝り固まった彼の頭にはなかっただろうというのです。  

なぜ、西洋医学を学んだ人たちは栄養素のことを考えないのでしょう。それは、西洋医学を学んだ人たちは、病気は薬でなければ治らないという固定観念があるのです。  それから100年たっても、まだ森鴎外式の医者がかなりいる様です。  

では、次に100年たった医療現場の話をもう一つしましょう。

*森鴎外の処女作「舞姫」は、このときの留学経験を踏まえた作品です。明治23年に発表されました。

**東京慈恵会医大前身の創立者。明治21年、日本初の医学博士号を受けました

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(参考資料)

森鴎外 (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
高木兼寛 (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

脚気と悪者森鴎外
http://homepage3.nifty.com/ymorita/neta5.htm

森鴎外の仮面、軽蔑すべき文豪の正体
http://homepage3.nifty.com/yoshihito/moriougai.htm

医学書院/週刊医学新聞・「脚気病細菌説」森鴎外
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2001dir/n2436dir/n2436_05.htm

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・健康サンダルを履き続けて6年
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・健康サンダルの種類

(以上、漸次作成中)
健康で美しく長生きするために 目次

第1章 毒性・栄養欠乏食品と日本人

1.朝食に「毒物」を口にしていませんか?
2.マーガリンはどうして毒物なの?
3.日本の常識は世界の非常識
4.牛乳を飲んで下痢をしませんか?
5.私たちを取り巻く環境と活性酸素
6.健康の道しるべ、栄養のバランスを考える

第2章 栄養素の基礎知識

1.2万7千人を殺した森鴎外
2.メリル・ストリーブ主演「西洋医学と栄養療法」
3. バランスの取れた栄養とは
4.栄養素の基礎知識 その1 3大栄養素
5.栄養素の基礎知識 その2 ビタミン
6.栄養素の基礎知識 その3 ミネラル
7.栄養素の基礎知識 その4 食物繊維

第3章 東洋医学と漢方薬

1.東洋医学の基礎知識
2.西洋医学と東洋医学の違い
3.漢方薬、生薬そして民間薬とは?
4.漢方薬とエキス剤そして西洋薬との違い

第4章 日本の医療の現状とヘルスメディケーション(自己治療)の普及

1.上がり続ける医療費が国を破産させます
2.病院、医院と医療現場
3.漢方などの代替え医療
4.医薬分業と薬局-セルフメディケーション
5.「街の健康コンサルタント」としての薬屋さん
6. 生命保険業界と栄養補助食品--半病人でもOK

第5章 生活習慣病とサプリメント

1.生活習慣病と危険因子-7つの健康習慣
2.歯周病も生活習慣病の1つ
3.サプリメントで栄養バランスを保つ
4.「正しい栄養補助食品」とは

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