惑星の宇宙基地を連想させる早朝の手術室光景

事故などによる緊急事態の場合は別だろうが、この病院では一般的な手術は早朝から一斉に始まるらしい。「8時30分から手術ですから、8時20分に手術室の前に待機します」と前日に告げられた。

kyorin_syujyutusitu018時前から病室で、手術室行きの準備が始まる。付きそう家族は7時半頃には来ていなければならない。着ているモノすべて脱がされ、浴衣のような手術着を着せられ、点滴を腕に付けられて、移動ベットに横になる。数人の看護師さんたちに押されてどこをどう行くのか、エレベーターで下に降ろされ、通路を通って、この病院の恐らく中核を成しているのだろう、大手術室の前に着いた。妻が付き添ってくれた。

ここで病室付きの看護師さんが手術室付きの看護師さんに変わる。手術室付きの看護師さんは全身、紫色のような看護服を着ており、その看護師さんが5〜8人くらいのグループを作って待機している。この大手術室に幾つの手術室があるか知らない。

私は14号手術室に連れて行かれたから、少なくとも20くらいの手術室があるに違いない。高い天井の下にさまざまの医療機器が林立し、紫色の看護服をすっぽりかぶった看護師さんが数人づつ群を成して、担当する非手術者を待っているさまは、一瞬、惑星の宇宙基地を連想させた。

私はまたとない機会だから、この光景を頭に記憶しておこうと、移動ベットの中で目で確かめ頭に出来るだけのことを刻みつけようとしていた。大手術室の入り口で付添人と別れ、非日常の世界へと連れて行かれる。いくつもの手術室の前を通り過ぎるので、自分の手術室は何号室だろうと関心を抱き、14号室に入るのを確かめた。
(上記の写真は、私の手術ではないが、杏林大学のホームページより引用。一般的な手術の状況です) 続きを読む