生活習慣病

5-2.歯周病も生活習慣病のひとつ--栄養バランスの崩れ

歯周病という病気、ご存じと思います。歯の周囲から雑菌が侵入して、歯を取りまく歯肉や、まわりの骨などを破壊する病気です。歯はぐらぐらになり、病状が進むと歯はどんどん抜けていきます。歯が抜ければ、かむ力が弱くなりますから、食物からの栄養素を十分にとることができなくなり、からだ全体に影響を及ぼしていきます。

teeth_sisyubyou 歯周病は一般に中高年者に多く、40才以上の8割までが歯周病にかかっているといわれます。

 ところが、これが、20代、30代の若い人にも歯周病が広がり、子供の患者さえ出てきたというのです。数年前の厚生労働省の「歯科疾病実態調査」では、5才から14才までの児童の38%が軽度の歯周病にかかっていると報告しています。

血中のミネラルバランスの崩れがコトの始まり
 歯周病は、雑菌の侵入によると書きましたが、本当の犯人は、僅かな威力しかない雑菌にも犯される骨にあるのです。骨がもろくなっているのです。理由は、加工食品のとりすぎにより、血の中のミネラルバランスが崩れ、そこからカルシウム不足になり、歯周病を蔓延させています。

 男女とも、骨密度(骨の丈夫さ)は、30才まで上がり続けるのですが、いまは、それが20才前後にまでなってしまい、10年も後退してしまいました。骨の老化現象が20才代から始まっているのです。

 若い人でもこの通りなのですから、中高年はもっと悲惨です。50歳前後の女性は、閉経を迎えると、造骨作用を持つ、女性ホルモンの働きが急速に落ちる影響を受けて、骨粗忽症になる人が続出するのです。現在、骨粗忽症の患者は日本全国で約1000万人といわれ、そのうち800万人が女性です。(以上は、歯科医師・平沼一良著「ニュートリーション健康法」による)。

 理由は、もちろん食生活で、加工食品の取りすぎです。ミネラルバランスが狂って、カルシウムが骨から溶けだしていくのです。   ぺージにたくさん牛乳を飲む埼玉県の小学生に、骨折事故が多いと書きました。これもミネラルバランスの狂いが原因でした。

 骨粗忽症や、子供の骨折事故、そして歯周病は根は同じです。栄養バランスがとれていないのです。このような現象が子供の時から起き出しており、歯周病も生活習慣病の一つになっていることを十分に認識しておきましょう。

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5-1. 生活習慣病と危険因子--病気にならない7つの健康習慣

CIMG0265「病気」について考える
 健康的な生き方をするには、当然のことながら、まず、病気にかからないようしなければなりません。ここで、私たちの身の回りにある「病気」について、考えてみましょう。

 中高年の方なら、日々、心にとまるのが成人病という、いやな呼び名の病気。 この成人病も最近呼び名が変わりました。

 お役所というところは、旧来の「前例」から、一歩も出ようとしないところなのですが、そのお役所、厚生労働省も、平成8年にいままで成人病と呼んでいた、ガン、心臓病、脳卒中を生活習慣病と呼び方を変えました。

 成人病と呼ばれている病気が小学生を含む未成年者にまで広がり、単に「成人」の問題ではなくなったからです。

 参考のために、「死亡総数に占める死亡原因の割合」を記しておきましょう。厚生省「人口動態統計」平成17年の資料です。(作成中)

 生活習慣病と呼び名を変えたのは、もちろん、医療費の増大に歯止めをかけようという大事な意図があります。医療費の問題については、前章で説明しましたが、平成11年の国民医療費総額は30兆円を超えているでしょう。厚生省もやっと、「病人」につぎ込む医療費の増大に悲鳴を上げて、病人を出さないようにする方策に舵を切り替えようとしているのです。

 成人病の呼び名を変えるにあたり、平成8年12月17日、厚生労働省が「公衆衛生審議会」に出した意見具申書に;

「〜疾病やその危険因子の早期発見を目的とする検診などを中心にした、成人病患者の救命や延命を主眼とした医療技術の開発・普及をはかってきたが〜」と、今までの医療が病気になった人たちを対象にしたものであることを認めた上で「患者の生活の質や、疾病予防への取り組みが十分でなかった〜」と、予防対策、すなわち、病気にならないようにする対策の不備を認めているのです(厚生省審議会議事録より)。

 そのときに厚生省が作成した「日本の疾病の要因」に次の3つをあげています。

・外部要因−病原体、有害物質、事故、など

・遺伝要因−遺伝子異常、加齢など

・生活習慣要因−食生活、運動、喫煙、休養など。

ブロスローの7つの健康習慣
 そしてこの対策として、ブレスローという人の7つの健康習慣(1972年発表)を厚生労働省はあげています。

breslow_7health_habits・適正な睡眠時間

・喫煙をしない

・適正体重を維持する

・過度の飲酒をしない

・定期的にかなり激しいスポーツをする

・朝食を毎日食べる

・間食をしない

 この健康習慣が1972年に作られたということもありますが、明らかに、現在の予防治療の考えから見ると足りないところがあります。お分かりでしょうか。サプリメント−栄養補助食品です。

 さて、「生活習慣病」には日々の生活習慣が深く関係しているわけですから、上のような指針を頭にいれて、生活習慣を改善することによって、病気の発生や進行を予防することができます。「生活習慣病にならないようにする」という予防の考え方を徹底することが必要なのです。

 生活習慣病の範囲は、ガン、心臓病、脳卒中、糖尿病、高血圧、動脈硬化、痛風などをいいます。

 それぞれの病気には悪い生活習慣が続くと発病し、悪化するという危険な要素があり、これを「危険因子」と呼んでいます。

◆「危険因子」の例を一部あげておきます:
「胃ガン」 :塩分の取りすぎ、喫煙、放射線

「肺ガン」 :喫煙、放射線

「大腸ガン」 :高脂肪食、食物繊維を取らない、大量のビール、放射線

「乳ガン」 :高脂肪食、独身、高年初産、放射線

「肝臓ガン」 :C型肝炎、B型肝炎、多量のアルコール、

「狭心症・心筋梗塞」:高血圧、動脈硬化、喫煙、ストレス、肥満、糖尿病、運動不足、寒さ、過労

「脳卒中−脳梗塞」:高血圧、動脈硬化、喫煙、ストレス、肥満、糖尿病、寒さ、過労

「脳卒中−脳出血」:高血圧、コレステロールが低い、ストレス、強い肉体労働、過労

「高血圧」 :塩分取りすぎ、遺伝、年齢、ストレス、過労、肥満、多量のアルコール、寒さ、運動不足

「動脈硬化」 :高脂血症、高コレステロール(善玉コレステロールが低い)、糖尿病、肥満、高血圧

「糖尿病」 :遺伝、飽食(多食・多飲)、肥満、多量のアルコール、ストレス

病に共通している危険因子
 これらの危険因子を見ると、共通しているものがたくさんあります。例えば、喫煙や運動不足など。タバコを吸うのをやめ適度の運動をすることによって、これらの病気のかなりを防ぐことができそうです。

 そしてお気づきでしょうか、糖尿病は糖尿病菌、動脈硬化は動脈硬化菌といった病原菌によって引き起こされるのではないということを。とすると、これは「病」とはいえ、病院でお世話になるような「病」とは少し種類が違うぞ、と思いませんか。病院にたよる「病気」ではないとすると、おのずから対処する方法が見えてきます。

 これは本来は「病気」ではなくて、「健康」の問題なのです。「健康」の問題であるうちに、対処しきれないから「病気」にしてしまうのです。 

 「健康」を保つのに必要なもの−それは、食事、栄養、運動などです。食事を改善し、栄養に気をつけ、適度の運動をすれば、よほどの重病になってしまったものでない限り、これらの「病気」は、良くなっていきます。このような食事や、栄養の問題は、学問的にみれば栄養学の範囲です。先にも述べましたが(   ページ)、日本の医学教育は栄養のことを教えません。だからお医者さんは、栄養を軽視しがちになります。

 慢性病といわれるような生活習慣病にとって、栄養学が非常に大事なのにもかかわらず、医療現場でそれにあまり重きを置かないのには、医学教育の現状があるのです。

 そして、もうひとつ、見逃せない問題がひそんでいます。
 食生活の改善などというのは、「治療」に入らず、医療機関にとってはお金にならないのです。

そうこうするうちに、「健康体」も病んできて、はっきり症状の現れる「病気」になります。そこで、くすり漬けの医療が始まり、医療機関にはお金がころがりこんできます。

 第1章の冒頭に、健康については「国はあなたを守ってくれようとはしていません」と書いたのは、こんなところにもあるのです。
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4-4.  医薬分業と薬局--セルフメディケーション(自己治療)

iyaku_bungyou日本における医薬分業の実施率−院外処方箋の発行率は約30%に近く、「分業先進地帯」の九州では50%弱です。2010年までに全国で85%までに進むと予測されています。(2015年で約70%に達しており、これで頭打ちかという意見もあります)

 くすりを調合するお薬やさん、いわゆる院外処方箋のマーケットは現在1兆円といわれ、大衆薬(風邪薬や胃腸薬など薬局・薬店で自由に買えるくすり)市場の7500億円を上回っています。流通小売業にとって「調剤ビジネスを含めたくすり」は、今世紀最後の大型商品だといわれています(晴田エミ著「医薬品業界」による。かんき出版)。

 なぜ、薬品業界、特にお薬やさんのことに触れるかというと、この本では、薬局のことが今後大きな話題の一つとして取り上げられていきます。そこで、普段、私どもが接していて、実際はあまり知らないお薬やさんについて触れておきます。

 ここでいうお薬やさんは、街のドラッグストアでなく、くすりを調合する資格をもった、調剤薬局のことです。これらの薬やさんと現在おかれている状況を紹介しておこうと思います。

 いま街の盛り場を歩くといわゆるドラッグストアといわれる大衆薬と化粧品の安売りやさんが軒を並べています。「まつもときよし」などが最大手のひとつです。消費者にとっては非常にありがたい存在なのですが、わりを食ったのは、いままでの普通のお薬やさんです。安売りのチェーン店には対抗できずに苦しい経営を強いられています。

 このような調剤薬局の生き延びていく道の一つが、「街の健康コンサルタント」としての行き方です。

 少し、バックグラウンドを説明しておきましょう。

セルフメディケーション(自己治療)とは
 まず、第一が保険医療費の高騰です。ねを上げた厚生労働省は、健康保険の改正を含め、いろいろな手段をこうじて、国民の病院離れ、保険離れを進めようと考えています。そこで考え出されたのが、「セルフメディケーション(自己治療)」という、振興策です。

これは、「軽い病気は医者にかからずに、大衆薬を買って自分で治して下さい」というやりかたです。この「軽い病気−軽医療」の医療費が保健医療の四分の一を占めているといわれ、厚生労働省はこれを何とか減らしたいのです。

 いままではほんのちょっとした病気でも、病院の保険治療のくすりの方が効き目があり、保険がきくといいうので、みんな病院へ行ってくすりをもらっていました。

日本人のかなりの人たちが 「ちょっと病院へ行ってくすりをもらってくる」 という云い方をしています。本来ならば治療を受けに行くべき場所に、「くすりをもらいに行く」という習慣がしみついているのです。この習慣を、厚生労働省は変えようとして、「セルフメディケーション」なる考えを普及させようとしています。

selfmedication そのひとつが、今まで、病院でしか出していなかった、効き目の鋭いくすりも街の薬やさんで買えるようにしようすることです。その例に山之内製薬の「ガスター10」などをはじめとする胃腸薬があります。この中に含まれているH2ブロッカーという成分は「胃潰瘍を手術いらずで治す」ということで「ドクターキラー」とまで云われた世界でもベストセラーのくすりです。

 これとある意味では対極にあるのが、生活習慣病の呼び名によって、国民の生活習慣を変え、病院離れ、薬離れを押し進めるやりかたです。生活習慣病については第5章を参照していただきたいのですが、厚生労働省としては、

・いままで、病院でしか出さなかったくすりを街の薬やさんで買えるようにして、国民の病院離れを促す。

・国民の生活習慣を変えることにより、すなわち健康への関心を持ってもらうことにより、病院離れを促す。
このような政策をとっているのです。

 すこし、遠回りをしましたが、次に「街のコンサルタントとしての薬やさん」の話に入ります。
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・健康サンダル
・健康サンダルを履き続けて6年
・京都大学と共同研究
・健康サンダルの種類

(以上、漸次作成中)
健康で美しく長生きするために 目次

第1章 毒性・栄養欠乏食品と日本人

1.朝食に「毒物」を口にしていませんか?
2.マーガリンはどうして毒物なの?
3.日本の常識は世界の非常識
4.牛乳を飲んで下痢をしませんか?
5.私たちを取り巻く環境と活性酸素
6.健康の道しるべ、栄養のバランスを考える

第2章 栄養素の基礎知識

1.2万7千人を殺した森鴎外
2.メリル・ストリーブ主演「西洋医学と栄養療法」
3. バランスの取れた栄養とは
4.栄養素の基礎知識 その1 3大栄養素
5.栄養素の基礎知識 その2 ビタミン
6.栄養素の基礎知識 その3 ミネラル
7.栄養素の基礎知識 その4 食物繊維

第3章 東洋医学と漢方薬

1.東洋医学の基礎知識
2.西洋医学と東洋医学の違い
3.漢方薬、生薬そして民間薬とは?
4.漢方薬とエキス剤そして西洋薬との違い

第4章 日本の医療の現状とヘルスメディケーション(自己治療)の普及

1.上がり続ける医療費が国を破産させます
2.病院、医院と医療現場
3.漢方などの代替え医療
4.医薬分業と薬局-セルフメディケーション
5.「街の健康コンサルタント」としての薬屋さん
6. 生命保険業界と栄養補助食品--半病人でもOK

第5章 生活習慣病とサプリメント

1.生活習慣病と危険因子-7つの健康習慣
2.歯周病も生活習慣病の1つ
3.サプリメントで栄養バランスを保つ
4.「正しい栄養補助食品」とは

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