ジェノヴァは第二の故郷ともいえます。

半世紀にも手の届く、昔のはなしになりますが、ジェノヴァ詣ではわたしがヨーロッパのビジネスを統括して、一番初めの仕事になりました。日本に居た時代から、取引のあった会社があり、将来のビジネスの伸長が見込まれていました。

この会社の担当部長と親しくなり、ディナーに招待されたレストランで出会ったのが、ここに紹介する fisherman's doll です。

有名なジェノヴァの "fisherman`s doll" だと友人は、自分の持ち物のように自慢げでした。

素朴な老夫婦の顔のシワは、ジェノヴァの潮風とそれに耐えて来た夫婦愛の積み重ねでしょう。


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